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オーディブルの料金プランを競合比較。最適な選び方を解説

こんにちは。オトナレッジ運営者のmomoです。

オーディオブックを始めようと思ったとき、やっぱり気になるのがオーディブルの料金ですよね。「月額料金はいくら?」「月額1,500円って、ちょっと高いかも…」と感じる方も多いかなと思います。

実際のところ、料金が高いのか、元は取れるのか。最大のライバルであるaudiobook.jpと比較してどっちを選ぶべきか、悩みますよね。また、支払い方法にクレジットカード以外は使えるのか、プライム会員の割引はあるのか、といった具体的な疑問も出てくるでしょう。

さらに、聴き放題の対象外となる単品購入の仕組みや、お得な無料体験、もしもの時の休会制度、そして解約した後どうなるのかまで、知っておきたいことはたくさんあります。もちろん、ポッドキャストが聴けるのかどうかも気になるところです。

この記事を読むと分かること

  • Audibleの現在の正確な料金プランとサービス内容
  • 最大の競合「audiobook.jp」との料金・聴き放題内容の比較
  • 月額1,500円の「元が取れるか」を判断する具体的な基準
  • 無料体験から支払い、休会、解約までの注意点すべて

この記事では、Audibleの料金に関するあらゆる疑問にすべてお答えします。結論から言うと、あなたの「聴くスタイル」によって、Audibleが最適かどうかの答えは変わってきますよ。


オーディブルの料金プランは月額1500円の1種類

現在(2025年11月時点)、Audibleの料金プランは「プレミアムプラン」の1種類のみです。以前はコイン制のプランや、他のプランが存在した時期もありましたが、今は非常にシンプル。まずはその詳しいサービス内容や、支払い、無料体験についてしっかり確認していきましょう。

オーディブルの月額料金と聴き放題の範囲

さて、まずは一番大事なところから。Audibleの料金プランは、現在月額1,500円(税込)の「プレミアムプラン」、これ1種類のみとなっています。

「え、それだけ?」と思うかもしれませんが、サービス内容が分かりやすくなったのは良いことですよね。この月額1,500円で、12万以上のオーディオブックやポッドキャストが「聴き放題」になります。

ここがポイントですが、対象作品であれば、文字通り「何冊でも」聴くことができます。1日に1冊聴こうが、10冊聴こうが、料金は月額1,500円ポッキリ。これは多聴家にとってはたまらない仕組みです。

「12万冊」と言われてもピンと来ないかもしれませんが、そのラインナップがすごいんです。

  • ビジネス・自己啓発:
    『嫌われる勇気』『人は話し方が9割』といった定番のベストセラー。
  • 小説(日本):
    村上春樹さんの作品(『騎士団長殺し』など)や、東野圭吾さん、池井戸潤さんなど、人気作家の作品が多数。特に村上春樹作品の多くはAudible独占配信です。
  • 小説(海外):
    『ハリー・ポッター』シリーズ全巻(これも独占!)や、話題のSF、ミステリーが揃っています。
  • その他:
    落語、ライトノベル、教養(リベラルアーツ)系など、本当に幅広いジャンルがカバーされていますよ。

以前は「聴き放題」ではなく、毎月1つ付与される「コイン」で好きな本を1冊交換する、という仕組みでした。その頃と比べると、月に2冊以上聴く人にとっては、現在の聴き放題プランは圧倒的にお得になったと言えますね。

通勤時間や家事をしながら「耳のスキマ時間」を活用したい人にとって、この「聴き放題」という仕組みは、月額1,500円の価値を判断する上で最も重要なポイントになります。

この「12万作品」という数は、Audibleの公式サイトでも大々的にうたわれており、競合他社と比較しても圧倒的なボリュームです。オーディオブック市場におけるAmazonの強大なプラットフォーム力を示していますね。

聴き放題対象外と単品購入30%OFF特典

ここで一つ、非常に重要な注意点があります。「月額1,500円払えば、配信されている本が全部聴き放題になるんでしょ?」と思っていると、ちょっと待った!となります。

実は、Audibleで配信されているすべての作品が「聴き放題」の対象になるわけではありません。

特に、発売されたばかりの超最新作や、一部の人気ベストセラー、特定の出版社の作品などは「聴き放題 対象外」となっている場合があります。これらの作品を聴きたい場合は、月額料金とは別に、個別に購入(=単品購入)する必要があります。

「えー、それじゃあ意味ないじゃん!」と思うかもしれませんが、ここでもプレミアムプラン会員には強力な特典が用意されています。

それは、この単品購入が常に定価の30%割引になること。これはかなり大きいです。

【30%OFF特典のここがスゴイ】

  • オーディオブックは制作コスト(ナレーター費用など)がかかるため、単品価格は1冊3,000円〜4,000円することも普通です。
  • 例えば、定価3,000円の作品なら、30%OFFで900円引きの2,100円に。
  • 定価4,000円なら、1,200円引きの2,800円で購入できます。

※この割引は、会員である限り、セールの有無にかかわらず「常に」適用されます。

そして、この30%OFFで購入したタイトルは、もし将来Audibleを解約(退会)したとしても、あなたのライブラリに残り続け、永続的に聴くことが可能です。聴き放題対象作品は解約すると聴けなくなりますが、単品購入した本は「あなたの資産」として残るわけですね。

聴き放題でラインナップを楽しみつつ、本当に手元に残したい「これぞ」という一冊は30%OFFで買う。この使い分けができるのが、Audible会員の大きなメリットと言えそうです。

なるほど!聴き放題がメインだけど、「資産」として本を買う時もお得になるんだね。

ポッドキャストも無料で聴き放題

Audibleの月額1,500円の価値は、オーディオブック(本の朗読)だけにとどまりません。実は、オリジナル制作された「ポッドキャスト」のラインナップが、ここ数年で急速に充実してきています。

もちろん、これらもすべて月額料金に含まれており、追加料金なしで聴き放題です。

「ポッドキャストなら、他の無料アプリでも聴けるし…」と思うかもしれません。でも、Audibleのポッドキャストは、その「質」と「オリジナル性」が違います。

Amazonの資本力を活かして、テレビ番組さながらの豪華なキャストや制作陣を起用した番組が非常に多いんですよ。

  • コメディ・トーク:
    人気お笑い芸人がパーソナリティを務めるトーク番組。地上波では聴けないようなディープな話が聴けることも。
  • ニュース・ビジネス:
    最新のビジネストレンドやテクノロジーニュースを専門家が深く解説する番組。新聞やWebメディアとは違った「耳からのインプット」が新鮮です。
  • カルチャー・教養:
    映画、音楽、歴史などをテーマにした番組や、著名な作家やクリエイターの対談など、知的好奇心をくすぐるコンテンツが満載です。

私自身、通勤中はオーディオブック、ちょっとした休憩時間や家事の合間には1話が短いポッドキャストを聴く、という使い分けをしています。

「本を聴く」という目的だけでなく、「耳で上質なエンタメを楽しむ」時間も含めて月額1,500円と考えると、その価値はさらに高まるかなと思います。オーディオブックは聴くのに数時間かかりますが、ポッドキャストなら1話15分~30分程度でサクッと楽しめるのも魅力ですね。

支払い方法(クレカ以外は使える?)

サービスを契約する上で、支払い方法は地味に重要ですよね。「クレジットカード持ってないんだけど…」とか「Amazonギフト券を使いたい」という方も多いと思います。

結論から言うと、Audibleの月額料金の支払い方法は、クレジットカードまたはデビットカード(日本国内で発行されたもの)に限定されています。

利用可能な国際ブランドは以下の通りです。

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • American Express (アメックス)
  • Diners Club (ダイナース)

ここで、Amazon本体のショッピングと同じ感覚でいると「あれ?」となる、非常に重要な注意点があります。AmazonのECサイトでは使える以下の支払い方法が、Audibleの月額料金(サブスクリプション)の支払いには一切利用できません。

【Audibleの月額料金に使えない支払い方法】

  • Amazonギフト券(残高があっても使えません)
  • PayPay / あと払い (Paidy)
  • キャリア決済(ドコモ、au、ソフトバンクまとめて支払い)
  • コンビニ払い / ATM払い / 銀行振込
  • 代金引換

※これらの情報は、Audible公式ヘルプページ(ご利用可能なお支払い方法)でも明記されています。

これは、継続的に料金が発生する「サブスクリプション型サービス」の特性上、決済の安定性を重視しているためと考えられます。Amazonギフト券が使えないのは、Amazonユーザーにとっては特に残念なポイントかもしれませんね。

「どうしてもクレジットカードがない!」という場合は、一部のブランドプリペイドカード(au PAYプリペイドカードなど)や、Visaプリペイド(Kyash、バンドルカードなど)が、クレジットカード情報として登録できるケースもあるようです。ただし、これらは公式にサポートされているわけではないので、ご自身の責任で試してみる形になります。

プライム会員の割引は?

Amazonが運営しているサービスと聞くと、誰もが「Amazonプライム会員なら、何か特典があるんじゃない?」と期待しますよね。例えば、月額料金が安くなるとか、特別なコンテンツが聴けるとか…。

この疑問に対する答えは、残念ながら「NO」です。

Amazonプライム会員であっても、Audibleの月額料金(1,500円)に対する定常的な割引は一切ありません。プライム会員でも、プライム会員でなくても、月額料金は一律1,500円です。

これは、Audibleとプライムビデオやプライムミュージックが「プライム特典」の一部であるのに対し、Audibleは「独立した一つのサブスクリプションサービス」として位置づけられているためです。

ただし、ガッカリするのはまだ早いですよ!

月額料金の割引はありませんが、プライム会員は「Audibleを始める時」に、非常に大きな優遇を受けられる可能性が高いんです。

【プライム会員限定のキャンペーン例】

Audibleは、新規ユーザー向けに「30日間無料体験」を常時実施しています。しかし、年に数回開催されるAmazonの大型セール、特に「プライムデー」「ブラックフライデー」の時期になると…

「プライム会員限定! 無料体験が30日間 → 3ヶ月間(90日間)に延長!」

といった、非常にお得なキャンペーンが開催されることがよくあります。(※過去実績であり、常時開催ではありません)

月額1,500円のサービスが3ヶ月無料ということは、実質4,500円分もお得になる計算です。これは見逃せないですよね。

Audibleに興味があるプライム会員の方は、通常時に急いで登録するよりも、こういった大型セールのタイミングを待ってから無料体験を始めるのが、最も賢いやり方かもしれません。常にセール情報をチェックしておくと良いでしょう。

なるほど!月額割引はないけど、入り口のキャンペーンが圧倒的に手厚いんだね。

30日間無料体験でできること

Audibleが気になっているけれど、月額1,500円をいきなり払うのはちょっと勇気がいる…という方のために、Audibleには「30日間の無料体験」が用意されています。

「無料体験って、どうせ機能が制限されてるんでしょ?」と思うかもしれませんが、Audibleの無料体験は太っ腹です。なんと、月額1,500円のプレミアムプランと全く同じ機能が、30日間すべて使えます。

具体的にできることは以下の通りです。

  • 12万冊以上の「聴き放題」対象作品:
    期間中、文字通り何冊でも聴き放題です。気になっていたベストセラーや、独占配信の小説など、好きなだけ聴くことができます。
  • 「単品購入」の30%OFF特典:
    無料体験期間中であっても、聴き放題対象外の作品を「買いたい」と思ったら、正規会員と全く同じ30%割引が適用されます。
  • ポッドキャストもすべて聴き放題:
    オリジナルのポッドキャストももちろんすべて楽しめます。

まさに「フル機能」を30日間、じっくり試せるわけですね。オーディオブックが自分のライフスタイル(通勤、家事、運動中など)に本当に合うかどうかを、完全にリスクゼロで試すことができます。

もし試してみて「うーん、自分には合わないな」「思ったより聴く時間がなかったな」と感じた場合は、無料体験期間中に解約(退会)手続きをすれば、料金は1円もかかりません。

この「30日以内に解約すれば無料」というルールは徹底されているので、安心して試すことができますよ。登録はクレジットカード情報の入力が必要ですが、期間内に解約すれば請求は発生しないので、まずはこの無料体験を使わない手はないですね。

解約方法と解約後の注意点

無料体験を試した後や、しばらく利用した後に「解約(退会)したい」となった場合の手続きについても、事前にしっかり知っておきましょう。というのも、Audibleの解約方法は、他のサブスクサービスに比べて少し分かりにくい点があるからです。

まず、最も重要な注意点として、「Audibleのスマホアプリ(iPhone/Android)内からは、原則として解約手続きができない」ということを覚えておいてください。(※2023年以降、一部のAndroid端末ではアプリ内から可能になったケースも報告されていますが、基本はWebからと覚えておくのが確実です)

「え、アプリからできないの?」と戸惑いますよね。ではどうするかというと、スマートフォンのWebブラウザ(SafariやChromeなど)からAudible.co.jpの公式サイトにアクセスして、手続きを行う必要があります。

【解約手続きの主な流れ(スマホの場合)】

    1. Webブラウザで「Audible.co.jp」にアクセスし、ログイン。
    2. (モバイルサイトが表示された場合)一番下までスクロールし、「PCサイト」というリンクをタップして表示を切り替える。
    3. PCサイト表示になったら、右上の「〇〇さん、こんにちは!」から「アカウントサービス」へ進む。
    4. 「会員タイプ」の欄にある「退会手続きへ」をクリック。
    5. 画面の指示に従い、退会理由のアンケートに答え、「退会手続きを完了する」ボタンを押す。

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この「PCサイトに切り替える」という一手間が、少し面倒に感じるかもしれません。

解約したら、本はどうなる?

解約する上で一番気になるのが、「今まで聴いていた本はどうなるの?」という点ですよね。これは明確に分かれます。

【解約後のステータス】

  • 聴けなくなるもの:
    月額1,500円で利用していた「聴き放題対象」の作品は、解約手続きが完了した時点(または次の請求日の時点)で、ライブラリから消え、聴けなくなります。
  • 聴き続けられるもの:
    会員期間中に30%OFFなどで「単品購入」した作品は、Audibleを解約した後もあなたのアカウントに残り、永久に聴き続けることができます。

つまり、レンタル(聴き放題)していたものは返却し、購入したものは自分のものとして残る、というイメージですね。単品購入した本が消えないというのは、大きな安心材料です。

そっか、単品購入した本は「資産」として残るんだね。これは安心!

オーディブルの料金は高い?競合比較で価値を判断

さて、ここからが本題です。Audibleのサービス内容は分かったけれど、それでも「月額1,500円」という料金は、客観的に見て「高い」のでしょうか?それとも「妥当」なのでしょうか?

その価値を判断するために、日本最大の競合サービス「audiobook.jp」との比較や、「どうなれば元が取れるのか」という具体的な基準を詳しく見ていきましょう。


月額1500円の元は取れるのか?

月額1,500円。この金額の「元が取れるか」問題。これは多くの人が気になるところですよね。

結論から言うと、「月に1冊でもオーディオブックを聴けば、元が取れる可能性が非常に高い」と私は考えています。

「え、1冊だけで?」と思うかもしれませんが、その理由はオーディオブックの「単品価格」にあります。

オーディオブックは、紙の本や電子書籍とは異なり、ナレーターによる朗読の収録や編集といった、追加の制作コストがかかっています。そのため、1冊あたりの単品価格がもともと高めに設定されているんです。

実際にAudibleで見てみると、話題のビジネス書や人気小説なら、1冊2,500円〜3,500円することは珍しくありません。中には4,000円を超える大作もあります。

もうお分かりですよね?

【元が取れるシミュレーション】

  • あなたが月額1,500円の会員になったとします。
  • 今月、単品価格3,000円の聴き放題対象作品を1冊聴き終えました。
  • この時点で、あなたは1,500円の支払いで3,000円分の体験をしたことになり、すでに1,500円分お得になっています。
  • もし、通勤時間を使って月に2冊(例:3,000円の本と2,500円の本)聴いたとしたら…?
    → 1,500円の支払いで、合計5,500円分の体験。差し引き4,000円分もお得、という計算になります。

もちろん、これは単純な金額計算上の話です。「聴きっぱなし」にせず、聴いた内容を「活かす」ことで、その価値は金額以上になります。

ですが、純粋なコストパフォーマンス(コスパ)だけで見ても、月に1冊聴くだけで「お釣りがくる」サービスだと言えるのではないでしょうか。「読書(聴書)の習慣をつけたい」という人にとって、この「1冊聴けば元が取れる」という仕組みは、習慣化の強力なモチベーションにもなりますよ。

audiobook.jpとの料金・サービス徹底比較

「Audibleは高い」と感じる最大の理由は、日本市場における最大のライバル、「audiobook.jp」の存在でしょう。この2大サービスは、似ているようで戦略が全く異なります。

どちらが自分に合っているか判断するために、両社の「聴き放題プラン」を徹底的に比較してみましょう。

特徴 Audible (プレミアムプラン) audiobook.jp (聴き放題プラン)
月額料金 1,500円 (税込) 1,330円 (税込)
年額プラン なし 12,000円 (税込)
(実質 月額1,000円)
聴き放題カタログ数 12万タイトル以上 1.5万タイトル以上
コンテンツの強み 海外ベストセラー、小説、エンタメ、独占配信(村上春樹、ハリー・ポッターなど)、ポッドキャスト 日本語のビジネス書、自己啓発書、国内コンテンツのラインナップが深い
ナレーション品質 有名俳優・人気声優の起用が非常に多く、高品質でエンタメ性が高い プロのナレーター・声優が担当しており、安定した品質
支払い方法 クレカ/デビットカードのみ クレカ、キャリア決済、d払いなど多彩
無料体験 30日間 (キャンペーンで延長あり) 14日間 (キャンペーンで延長あり)

こうして並べてみると、両社の戦略の違いがハッキリと見えてきますね。

Audibleは、Amazonの巨大な資本力を背景に、独占コンテンツ(有名作家や俳優)に多額の投資を行い、「質と量、エンタメ性」で勝負する「プレミアム戦略」です。月額1,500円という価格は、この圧倒的なコンテンツ価値に対するものと言えます。

一方、audiobook.jpは、特に日本の「ビジネス書・自己啓発書」というジャンルに特化し、ラインナップを深く掘り下げています。そして最大の武器が「年割プラン」。月額換算1,000円という圧倒的な「コストパフォーマンス」で勝負する「一点集中・コスパ戦略」です。(出典:audiobook.jp公式サイト 料金プラン

どちらが良い・悪いではなく、目指している方向性が根本から違うんですね。

Audibleがおすすめな人

上記の比較を踏まえて、Audibleの月額1,500円という料金が(高いどころか)むしろ「お得」になり、Audibleを選ぶべきなのは、以下のような人です。

  • 月に1冊以上はオーディオブックを聴く習慣がある人
    (→ これだけで金銭的な元は取れます)
  • ビジネス書や自己啓発書だけでなく、小説(特に海外作品やSF)やエンタメ系の作品も幅広く楽しみたい人
  • 村上春樹作品や『ハリー・ポッター』シリーズなど、Audibleでしか聴けない独占配信タイトルに魅力を感じる人
  • 有名俳優(例:杏さん、高橋一生さんなど)や人気声優による高品質な朗読を体験したい人
  • 本だけでなく、オリジナルのポッドキャストも楽しみたい「耳のエンタメ」重視の人

どうでしょう? これらのうち、どれか1つでも「あ、自分だ」と強く当てはまるなら、月額1,500円の価値は十分にあると思います。

特に「聴きたい本がAudibleにしかない」場合は、もうそれ一択ですよね。まずは30日間の無料体験で、その圧倒的なラインナップとアプリの使いやすさを体感してみるのが一番早いかなと思います。

エンタメ性や独占配信を重視するならAudibleだね!

audiobook.jpがおすすめな人

逆に、Audibleの月額1,500円を支払うよりも、audiobook.jpを選んだ方が幸せになれるのは、以下のような人です。

  • 聴くジャンルが「日本のビジネス書・自己啓発書」にほぼ限定されている人
  • 小説やエンタメ系の作品は、あまり聴かない人
  • 独占配信や有名俳優の朗読には、そこまで強いこだわりがない人
  • とにかくコストを最重要視する人
  • 長期的に利用することを決めており、「年割プラン(実質月額1,000円)」に強い魅力を感じる人
  • 支払い方法として、キャリア決済やd払いを使いたい人

「聴くのは、ほぼ日本のビジネス書だけ!」と決めている方にとっては、audiobook.jpの年割プランは非常に強力な選択肢になります。月額1,000円でビジネス書が聴き放題になるなら、コスパは最強クラスですよね。

自分の「聴くスタイル」が、エンタメ(Audible)寄りなのか、ビジネス特化(audiobook.jp)寄りなのか。これがサービスを選ぶ上での最大の分岐点になりそうです。

休会制度の活用法

Audibleを使い始めたけれど、「今月は仕事が忙しすぎて、まったく聴く時間が取れそうにない…」「長期出張で、聴く環境じゃないかも」…。そんな時、月額1,500円を払い続けるのは、ちょっともったいないですよね。

そんな時のために、Audibleには「休会制度」という便利な仕組みが用意されていることも、ぜひ知っておいてください。

これは、プレミアムプランの会員資格を、一時的に「お休み」できる制度です。休会期間中は、当然ですが月額料金は一切発生しません。

【休会制度のポイント】

  • 対象:
    プレミアムプラン会員(有料会員)のみ。無料体験期間中の人は使えません。
  • 期間:
    1ヶ月単位で、最大3ヶ月間までお休みできます。
  • 頻度:
    1年に1回のみ利用可能です。(一度復帰すると、次の利用は1年後になります)
  • 休会中のステータス:
    聴き放題対象作品は聴けなくなりますが、単品購入した本は休会中も聴くことができます。会員特典(30%OFF)は使えません。

手続きはカスタマーサービスへ

この休会制度、一つだけ注意点があります。それは、アプリやWebサイトのアカウントサービスから、自分自身でポチッと手続きすることができない点です。

休会を希望する場合は、Audibleのカスタマーサービスへの連絡(電話、チャット、またはEメール)が必要です。

「ちょっと忙しくなるから休会したい」と伝えれば、オペレーターの方が手続きをしてくれます。少し手間に感じるかもしれませんが、電話やチャットならすぐに繋がることが多いですよ。

「解約(退会)」してしまうと、次に再開するときに無料体験は使えませんし、聴取履歴もリセットされてしまいます。でも「休会」なら、会員ステータスを維持したままスマートに料金を節約できます。「ちょっと今月はキツイな」と思ったら、この制度を活用するのがおすすめです。

まとめ: オーディブルの料金と最適な選び方

今回は、Audibleの料金プランと、その価値判断について徹底的に解説しました。

最後に、今回の記事内容のポイントをまとめます。
  • Audibleの現行プランは月額1,500円(税込)の1種類のみ
  • 12万冊以上の対象作品とオリジナルのポッドキャストが聴き放題になる
  • すべての本が対象ではなく「聴き放題対象外」の作品も存在する
  • 会員特典として対象外作品も常に30%OFFで単品購入が可能
  • 単品購入した本は解約後もあなたのライブラリに残り永久に聴ける
  • 支払い方法はクレジットカードかデビットカードのみに限定される
  • Amazonギフト券やキャリア決済、PayPayなどは利用不可
  • Amazonプライム会員向けの定常的な月額割引は存在しない
  • ただしプライム会員は無料体験期間が延長されるキャンペーンが多い
  • 初めての人は30日間の無料体験で全機能をリスクゼロで試せる
  • 無料期間中にWebサイトから解約すれば料金は一切かからない
  • オーディオブックは単品価格が高いため月に1冊聴けば元が取れる
  • 競合のaudiobook.jpは年割プラン(実質月額1,000円)が強力
  • Audibleはエンタメ・独占配信、audiobook.jpはビジネス書が得意
  • 忙しい月はカスタマーサービス連絡で最大3ヶ月の休会も可能

最後に

今回は、Audibleの料金プランについて、競合のaudiobook.jpと比較しながら詳しく解説しました。

月額1,500円という料金が高いか安いかは、あなたの「聴くスタイル」次第。エンタメや独占配信を重視するならAudible、ビジネス書のコスパを重視するならaudiobook.jpという、明確な判断基準をご理解いただけたのではないでしょうか。

ご自身のスタイルに合ったサービスを選んで、まずは無料体験から「聴く読書」をスタートしてみてくださいね。

そして、利用するサービスが決まったら、次に重要なのは「どう聴くか」です。せっかくのインプットを「聴きっぱなし」にしては、時間も料金ももったいないですよ。

月額料金の元をしっかり取り、聴いた知識を「活かす」ための具体的な方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

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